こんにちは
今日はチャガーJr.が6本入ってきたので、検品していきたいと思います!!
お手元にチャガーJr.をご用意して、お付き合いください

Heddon Chugger Jr. (Baby Chugger) 1950年〜
ジュニアには、縦割れボディは無く、全年代で首割れボディが採用されています
オールドへドンのプラスチックボディは変形しやすく
ジュニアのボディも同様です。
ジュニアのオールドは年代によって変形具合が違いますが、
先細りになっていたり、クビレていたりの変形がお約束なのです
それでは、診て参ります
①Lカラーのジュニアです
例によって、くびれが発生していますね。Lは定番パーチカラーです
そして注目は金目と呼ばれるゴールド塗料で塗られたアイと
そして書き目と呼ばれるペイントアイです。
金目は、40-60年代初期のへドンルアー全般に見られる仕様です。

なので、このチャガーは、50-60年代初頭に製造されたジュニアという推察になります
つまりジュニア初期モデルです!! この辺は簡単です
②Cカラーのジュニアです
だいぶ飴色に焼けて、クリアというより茶色です 笑
さっきのチャガーと違う点は、白目になっています。白目書き目というヤツです
書き目は〜60年代頃までの仕様です

金目ではない、でも書き目ということで、
60年代に製造されたジュニアという予測になります
③XRWカラーのジュニアです
先ほどのチャガーに比べて、色味がキレイなので、
オールドに見えないと思われる方もいるかもしれませんが、
これはれっきとしたオールドジュニアです!!
ボディのくびれ、書き目白目で60年代です

この頃のサーフェイスリグは
テカリがあり、キュッと引き締まった形状をしていて
判別に迷うときの判断材料のひとつになります
ただ交換されてしまえばアテにならないので他の特徴と合わせて見るようにしてください
④NBLカラーのジュニアです
メッキが施された少し珍しいジュニアになります
まずは目が今までのとは違い、吹き目と呼ばれるエアブラシで吹き付けた黒目になっています
吹き目は、70-80年代に見られる特徴です

これは先細り変形の具合が強いので70年代だと推測です
80年代だとしたらボディ変形がもう少し弱めのような気がします
⑤VRBGカラーのジュニアです
メッキに傷みが出てしまい惜しいですが、比較的珍しいカラーのジュニアです
これは、ひとつ前のジュニア同様の特徴と見解により

70年代のジュニアと推察されます
⑥最後は、NFカラーのジュニアです
これはオールドと間違えそうですね、、しかしこれはプラドコヘドンです
首割れ部分のボディ変形が無く、カップ周りの仕上げが雑になっています
これは間違いなく、PRADOCOの仕事でございます 笑

この年代のチャガースプークも口周りのカップの仕上げが雑で、鋭利な仕上がりです
オールドは、すこーし面取りしたような丸みがあります
ナチュラルフロッグカラーは、コレクターも多くいてへドンを代表するナイスカラーです!!
現行モデルであったとしてもこれはこれで◎です!!
年代は、90年代ということにします(85年〜PRADOCO傘下)
もしチャガーJr.に興味が湧いて
チャガーJr.ってどんな歴史があるのか、ご興味ある方はチャガーJr.のコトをのぞいて下さいね
雑談。
最後にオールドタックル輸入釣具店の雑談です
皆さんのUSAから届くルアーのイメージだと
ぐちゃぐちゃにフック絡ませながら、段ボールや袋に詰め込まれて到着するように思いませんか?
いえいえUSAから届くルアーは意外にもきっちり包まれていて
個別に小袋に入れられてたりします 笑
輸送中に破損が起きたことは、一回だけ。
プラカップのジッターバグのカップが粉砕されて届いたくらいです (苦)
それはいいとして、、毎月100個近いルアーをひとつづつ開封→検品を
やっていると、逆にその個別梱包がしんどいんですよ
良かれと思って包んでくれているので、適当でいいんだけど、、
なんて言うのは申し訳ないので
修行のような開封作業は毎月の恒例行事なのです 笑
でも、透明チューブのフックカバーと
全身ぐるぐる巻きのトイレットペーパーミイラ仕様の除去は、、
もうやりたくない
そんな、数十年の時を経て、新しいオーナーを探しているタックルを
常時ヤフオクに出品させていただいておりますので、是非の覗いて見てください(2022.5現在)
毎週、US直輸入のオールドタックルをご提供しております!!ひとつひとつ検品を済ませているので、安心して購入してください
■e-mail tackleshop.gta@gmail.com
■instagram https://www.instagram.com/tackleshop_gta/?hl=ja