Heddon Flaptail #7000 | オールドルアーのコト

HEDDON

へドン フラップテール(1934〜)

フラップテールは1934年の発売時には、「フラップテール ヴァンプ」という名称でした。翌年1935年にはフラップテールの名称になり1943年までカタログ掲載されます。
その後カタログから姿を消しますが、1948年に再掲載され1956年まで販売されています。

同じタイミングで「#7110 フラップテール Jr.」「#7050 フラップテール マスキー」もラインナップされジュニアサイズは1943年まで、マスキーサイズは1947年まで販売されています。

フラップテールの特徴はブレードだけでなく、ラインタイの位置も独特です。アゴ下にカップリグからワイヤーリーダーが伸びています。これにより、潜ってしまうことなくリトリーブするだけでテールのブレードがクルクルとアピールしてバスを誘い出します。

年代による特徴は、1943年まではブラスブレード、1948年〜1956年のカタログ再掲載の時代は、銅メッキが施されたブレードになります。リグは、2ピースリグ、トイレットシートリグ、サーフェイスリグと他のヘドンルアーと同じに変更が加えられていきます。

フラップテール自体は、製造期間が長かった事とスプークモデルが発売されたことで、それほど高額で取引されることはないです。希少なカラーでは、ファー塗装のグレーマウスカラー(GM)が有名ですが、1941-43年の斑点入りのファー塗装シマリスカラーは、製造期間も短く希少だと判断できます。

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