オールドタックルの世界に踏み入れるとへドンのルアーナンバーを知りたくなるはずです。ひとつひとつ調べるのは骨が折れますが、すこーしづつ更新していきます。全てのルアーにLinkを貼れるのはいつになることやら・・・。ルアーナンバー、ルアー名を記載しておりますので、参考にしてください。徐々に個別のルアー紹介のLINKも増やしていきますので釣りに行けず暇な時にでもご覧ください。
# | Lure Name | Date | |
---|---|---|---|
0/00 | DOWAGIAC MINNOW | 1912-1927 | アンティークへドンのドワジャックミノーです。インパクトのある5角形のシンキングルアーです。このモデルはカラー展開が3色しかなくホワイト、イエロー、レッドがベース色のスポットパターンのみのようです。初期のタイプはリグがカップリグ、後期はLリグ仕様になります。ボディ形状から塗装の剥がれが起こりやすく、コンディションの良い個体を見つけ出すのが困難です。 |
1 | ー | ||
2 | DOWAGIAC EXPERT | 1902-03 | へドン史上初のカタログ掲載ルアーです。通称「スロープノーズ」と呼ばれ、ヘドンの中でも特にコレクターズアイテムとなるモデルです。創業者ジェームスヘドン氏の「ルアーの外見を現存する生物に似せることによって、得られるものはない…」という理念が形になっているのです。ブルーヘッドの他にも数色の存在が確認されており、フックも2フック、3フック、4フックなど仕様も数種類あるようです。 |
10 | DOWAGIAC MINNOW | 1912-26 | ドワジャックミノーシリーズの中でも、特に小さなモデルです。ボディは5角形、フロントにはスイッシャー、リアには毛針が搭載された1フッカーモデルのになります。サイズはこの時代では珍しい1/4ozチマチマサイズで、ターゲットはスモールマウスバスやトラウトだったようです。 |
10/F10 | LAGUNA RUNT | 1939-53 | ほとんど目にすることのない珍品オールドへドンの一つです。ウッド時代のリバーラントのさらにリップレスタイプになります。ベースはシンキングタイプのジャークベイトですが、フローティングタイプも存在し、#F10という表記となります。1948年からはソルトウォーター用として販売されたようです。 |
10B/S | FLORIDA SPECIAL | 1920-1943 | 特徴的な5角形ボディにフロントシングルスイッシャーのシンキングルアーです。ソルト用のルアーとして発売が開始され、数年後の1924年からは「#500/#600ソルトウォータースペシャル」という表記になります。スモールサイズの#10S(#500)とラージサイズの#10B(#600)の2サイズがあります。バス用ではあまり見かけないラメラメカラーがラインナップされています。 |
1-14 | WILDER DILG | 1922-1950 | |
20 | DOWAGIAC MINNOW | 1909-29 | ライトタックル仕様のドワジャックミノーで、フロントシングルスイッシャーのシンキングルアーです。小型モデルながら廉価版というわけではなく、刻印入りのプロップにカップリグ、グラスアイとオリジナルモデルと仕様は同じくするルアーです。50年代にはベビードワジャックという名前で再販されましたが、タックオンアイにサーフェイスリグというその時代のウッド仕様での再販となりました。 |
20 | BABY DOWAGIAC | 1951-56 | ↑ |
30 | SALTWATER TORPEDO | 1946-56 | ほとんど目にすることのないマイナールアーです。ソルトウォーター用のルアーのため、頑強なフックが搭載されています。トーピードとありますが、プロップはついておらず、まさに魚雷そのものの形をした「#120 #130 TORPEDO」の派生モデルです。 |
30-35 | WILDER DILG | 1922-40 | フライロッド用のトラウトルアーです。ヘッド付きの毛針ルアーです。 |
40 | WALTON FEATHER TAIL | 1923-26 | 非常に珍しいアンティークへドンのシンキングルアーです。後方に付けられた羽根が特徴的なウィードレス系のシングルフックモデルです。 |
40 | WESTCHESTER BUG | 1934-35 | フライロッド用のバスを対象魚とした毛針ルアーです。 |
50 | ARTISTIC MINNOW | 1907-12 | 創業初期の時代に販売された希少なアンティークへドンです。名前の通り芸術的なルアーとして売り出され、小型ルアーながら美しいカラーリングをまとっていました。ルアー自体が軽量のためキャスト用の黒いウェイトとセットで売られていたようですが、現存数は限られる非常に希少なルアーの一つです。 |
50-61 | BASS BUG LARGE | 1924-50 | フライロッド用のバスを対象魚とした毛針ルアーです。 ラージモデルです。カラーごとに#50-61までの番号が割り振られていたようです。 |
B50 | BABY BASS BUG | 1925-41 | フライロッド用のバスを対象魚とした毛針ルアーです。 スモールモデルです。後年、表記がB50→S50に変更されました。 |
S50 | BABY BASS BUG | 1947-50 | ↑ |
69 | SALTWATER TORPEDO | 1946-56 | ほとんど目にすることのないマイナールアーです。ソルトウォーター用のルアーのため、頑強なフックが搭載されています。トーピードとありますが、プロップはついておらず、まさに魚雷そのものの形をした「#120 #130 TORPEDO」の派生モデルです。 |
70 | HEDDON-STANLEY WEEDLESS PORK RIND MINNOW | 1923-27 | へドンがスタンレー社の販売権を獲得した当時のルアーです。スタンレー社のウィードレスシステムが搭載されたフロントスイッシャーで薄目のプロップには「Stanley」と刻印がされています。ポークリンドを装着して使用します。 |
74 | FUZZI BUG(SMALL) | 1935-38 | フライロッド用の毛針ルアーです。 |
75 | FUZZI BUG(REGULAR) | 1935-38 | フライロッド用のバスを対象魚とした毛針ルアーです。 |
80 | TINY TEAZE | 1929-33 | 非常に希少なフライロッド用のウッドルアーです。カップリグにダブルフック一つの仕様でトラウト以外に様々なゲームフィッシュを対象としていたようです。なかなか見かけることのない希少なルアーです。2-3gの重量なので現代ではスピニングタックルでも使用できそうです。 |
85 | POP EYE FROG | 1937-56 | 目玉の飛び出た愛くるしいスタイルのシングルフックルアーです。初期の頃は毛を束ねて固めた脚を模したレッグでしたが、のちに毛は束ねずに2方向に伸ばしたレッグスタイルになります。 |
90 | BUDDLING BUG | 1932-38 | 2インチサイズのややボリューム感のある、バルサ製のヘッドがついた毛針ルアーです。 |
100 | DOWAGIAC MINNOW | 1904-43 | カタログモデルのへドン史上2番目に古いドワジャックミノーNO.100は、比較的小ぶりなボディーに3フッカータイプのシンキングルアーになります。アンティークへドンの代名詞のような存在で特に最初期のモデルやコンディションの良い珍しいカラーなどは高額で取引されているようです。口部分の赤いラインは、ギルマークと呼ばれ特に初期のモデルではグラスアイの横までギルマークが伸びています。40年代頃まで作られていた長寿ルアーです。 |
101 | ー | ||
110 | RIVER-RUNT | 1929-52 | ウッドの初代リバーラントです。プラスチックのリバーラントの方が圧倒的にポピュラーですが、前身はウッドのスローシンキングミノーになります。作られた年代的にLリグやグラスアイが奢られたアンティークの雰囲気があります。 |
120 | TORPEDO | 1924-29 | ウッド製のダブルスイッシャーです。だいぶ後になって発売されるブラスチック製トーピードの原型のようなモデルですが、こちらはシンキングタイプのルアーになります。2フックモデルは販売期間が短く希少です。当時はLリグが採用されている時代になります。 |
130 | TORPEDO | 1924-59 | ウッド製トーピードのロングバージョン、3フックタイプになります。ややマイナーなルアーのため見かける機会は少ないです。初期のグラスアイが搭載されている年代のモデルは高価になりやすいです。 |
140 | S.O.S. WOUNDED MINNOW | 1937-58 | SOSは、ボディがC字に曲がった形をしたルアーです。ボディサイズが3サイズあり#140は一番小さなサイズであり、発売も一番遅く1930年代からです。#160とはほとんど同じサイズ感ではありますが、140の方がややずんぐりむっくりなフォルムで塗りなどは安っぽくなってしまった印象です。 |
140 | FLIPPER | 1927-29 | 販売期間の短い超希少へドンです。シンプルなウッドダブルスイッシャーで、短い期間ながら、DOWAGIAC刻印のプロップとSTANLEY刻印の2種類のプロップが存在します。STANLEY刻印のペラの方が希少なようです。なかなかお目にかかることもないルアーです。 |
150 | DOWAGIAC MINNOW | 1904-56 | へドンを代表するアンティークルアーです。No100のビッグサイズモデルの位置付けで1ozのボディーに5フッカーのシンキングルアーになります。当時のヘドンは#〇〇でモデルとカラー番号が表記されており、#151や#155などのように#150モデルのカラー1のように表記されています。なんと50年代まで作られていました。 |
160 | S.O.S. WOUNDED MINNOW | 1928-43 | SOSは、ボディがC字に曲がった形をしたルアーです。ボディサイズが3サイズあり#160は中間サイズになります。初期の頃は160、170の2サイズ展開でした。年代的にグラスアイ、Lリグが使用され、カラーリングも丁寧なアンティークへドンです。 |
170 | S.O.S. WOUNDED MINNOW | 1928-43 | SOSは、ボディがC字に曲がった形をしたルアーです。ボディサイズが3サイズあり#170はラージサイズの3フック使用になります。初期の頃は160、170の2サイズ展開でした。年代的にグラスアイ、Lリグが使用され、カラーリングも丁寧なアンティークへドンです。 |
175 | DOWAGIAC MINNOW | 1906-22 | |
190 | HEDDON-STANLEY ACE | 1924-52 | |
195 | YOWSER SPINNER | 1935-39 | |
200 | DOWAGIAC SURFACE | 1904-43 | |
200 | GOLD BAND WORM | 1960-64 |

■e-mail tackleshop.gta@gmail.com
■instagram https://www.instagram.com/tackleshop_gta/?hl=ja