Heddon Tiny Chugger Spook #335 | オールドルアーのコト

HEDDON

へドン タイニーチャガースプーク(1960年〜)

タイニーチャガーは、チャガーシリーズのなかで一番小さいタイプになります。1960年に登場し、1980年代までカタログに掲載されたモデルです。それほどメジャーなプラグではないので、情報量が極端に少ないようですが、わかる限り紹介してまいります。

オリジナルのチャガースプークとはボディ造形が異なり、チャガーというよりもスプラッシュ系に近いタイプのルアーです。サイズは1/4ozでメガバスのPOP-Xと同じサイズ感になります。
軽いプラグのため、スピニングでの小バス相手の釣りに向いているように感じます。
バス以外にもパイクやトラウトをターゲットにしたルアーでもあります。

1970-73年にはクロームメッキの「クロームタイニーチャガー」が登場し、個別ナンバーの#337がつけられました。1978-79年ではナチュラルカラーの「ナチュラルタイニーチャガー」が登場、こちらにも#338の固有番号がついています。それぞれ翌年には、オリジナル番号の#335で統一されています。
各年代のBOXにはこれらの番号がプリントされているため、BOX付き個体を手に入れられたなら、製造年の短い希少なタイプと言えるでしょう。

1980年代にはヘドンがPICO社を買収したことにより、PICO社特有のサイケデリックなカラーリングのモデルも登場し、”PICO”と”HEDDON TINY CHUGGER “の両ネームがはいったモデルが存在します。

いずれにしても、そこまで高額で取引されるようなルアーではないので、1000~3000円ほどで手に入れることが可能です。オールドスピニングスタイルを取り入れたい方には、欠かせいないルアーのひとつになるのかもしれません、、

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