weight 12g
length 7cm
date 1920-1950’s
1920年にオリジナルサイズと
同時期に登場したベビーサイズの
ウッド製ダータープラグ。
発売当初は「Lucky13 Jr.」という
名称で販売されていた。
1930年代までのベビーサイズの
ラッキー13はそう呼ばれている。
ジュニアは*ノーアイモデルのみの
提供だったと推測される。
※オリジナルサイズでは1930年代ごろ
グラスアイが採用されるようになった。
1940年代に入ると*タックアイが
採用され、同時に名称が
「Baby Lucky13」で確定する。
※タックアイはプラスチック製ビーズを
ピンで止めているアイのこと言います。
ウッドモデルは1950年代初頭で
プラスチック製に世代交代が行われるが、
1965-71年にWood Classicシリーズという
ウッド復刻版が再販されることになる。
このモデルはタックアイ仕様での
提供になるが、オリジナルとの違いは
ステンシルに「wood」の文字があことで
容易に判別が可能となる。
カップの凹みやタックアイ周りの
仕上がりなど違う箇所は多い。
とはいえ、復刻モデルよりも
オリジナルの1940-50年代のほうが
入手しやすいかと思う。
半世紀以上も経過したウッドらしく、
良い雰囲気を漂わしている個体が多く
ビンテージウッドへドンをまずは試して
みたい方にはおすすめのプラグになる。
タックアイ時代のベビーラッキー13は、
ウッドモデルでもお値打ちな価格で
入手が可能なオールドヘドンのひとつだ。
