Heddon #362 Magnum Torpedo

HEDDON

weight 18g
length 8.5cm
material plastics
date 1969-1984

ヘドン御三家ともいえる
フルサイズシングルスイッシャー。
マグトーの愛称で呼ばれる。

1960年代の終わりに発表された
オールドヘドンの希少ルアー上位に
君臨しているシングルスイッシャー。

シングルスイッシャーといえば、
この形というのを決定づけたと言っても
いいだろう。

意外にもトーピードファミリーの中で
一番の末っ子。Tinyが長男。Babyが次男。
そんな構成となっている。

ザラスプーク、ラッキー13などの
往年のヘドンプラグに比べて、極端に
流通量が少ないといえる。

オールドマグトーは、
スタンダードなカラーでさえ、
2000円3000円ではとても入手できない。

故にサンプル数が少なく比較が困難。
かつ復刻品スミスファクトリーの
クオリティも高い。そんな事情で
オールドとの見分けが難しい一面を
感じることがある。

約20年のオールド期の中で
初期のモデルでは、直ペラで
中でも初期のペラには、
ワッシャーをカシメたペラが搭載
されている。古いヘドンペラには
よく見られるものだ。

その後はカリペラ(ヒネリペラ)と
呼ばれるタイプになる。

そして、カリペラ仕様のマグトーは
1979-80年ごろにサーフェイスリグから
カップリグに使用パーツの変更で
マイナーチェンジが行われる。

カップリグと言っても、
大型のカップワッシャー(ベルカップ)が
代わりに付けられ、サーフェイスリグの
ビス穴が片方余った状態になる。

なかなか情報が少なく、
手に入れる機会も限られる
オールドヘドンプラグのひとつだろう。

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