weight 14g
length 8cm
material plastics
date 1938-
トップウォーター界で
最も有名なポッパープラグと
言えばChugger Spookだろう。
大枠にはめようとするならば
ポッパーというグループに属するが
厳密にはポッパーではない。
ポップ音を発生させるプラグではなく、
チャガー音と言われる、肉食魚が
小魚を捕食する時の音を発するのが
このプラグの使命である。それで、
「チャガースプーク」というわけだ。
登場はZara Spookと同じ頃の
1930年代の終わりごろ。へドンが
スプーク化に本腰を入れ始めた時期だ。
かなりの研究を重ねてチャガースプークが
誕生したという記事を見たことがある。
最も初期の頃には、
2ピースリグが採用されたモデルがあり
ほとんど見かけることは無い。
1940年代の中頃までだと推測される。
その後は終売までサーフェイスリグで
統一されている。
1950年代までは金目なのは
他のHeddonプラグと同じだが、
その中でも初期タイプになると
カップの縁に黒いボカシが入り、
クチ黒なんて呼ばれている。
1960年代以降になるともはや
カラー数は数えきれないレベルで
登場しており、ほぼカタログには
掲載されていないカラーの
オンパレードになっている。
メッキ、ナチュラル、骨カラー、
定番カラーなどコレクションに
終わりはないだろう。
10万円を超えるような
超希少カラーから1000円ほどの
モデルまで幅広いユーザーに
支持されているプラグだ。
