へドン ベビーラッキー13（1920年〜）
ベビーラッキー１３は２回目の紹介になります。もともとはウッドモデルで登場したプラグで、プラスチックモデルは1951年にカタログへ掲載されました。
ウッドモデルの時代ではラッキー13Jr.と呼ばれておりましたが、プラスチックモデルになり”Baby”の名称となります。アメリカではバスの他に大型のトラウト、パイクなどを対象魚としています。
今回紹介するベビーラッキー13は1950年代の発売初期のモデルになります。
プラスチック製のラッキー13全般は年代ごとの特徴がわかりやすく、年代の判断が容易なルアーです。
この個体の特徴は、ボディ接合が縦割れと呼ばれるタイプ、ラインアイの取り付け部の凹み、ゴールドアイが目印となり50年代モデルと推測できます。
半世紀以上経過したルアーと考えると状態は良い方です。目を凝らしてみるとバスの歯形が見受けられ、実際のバス釣りで使用されていたことがわかります。細かな擦り傷やシミもあります。
歴史も長く、カラーバリエーションや年代でのマイナーチェンジに富んでいることで、オリジナルサイズには及びませんが、オールドへドンルアーとして人気があります。
豊富に流通していることで、定番カラーとなれば1000円ほどで手に入れることができ、実戦で使えるオールドタックル、オールドへドンと言えるでしょう。
オリジナルサイズでは反応が渋い時などに一つ持っていれば、確実な一匹をキャッチできる強い味方になることは間違い無いですね！使い過ぎに御用心なベビーラッキー13のご紹介でした、、
カラー：BF
レングス：約7cm
ウェイト：10g 3/8oz
