Abu Ambassadeur 5000 | オールドリールのコト

ABU

アブ アンバサダー 5000(1956年〜)

アンバサダー5000はルアーフィッシングの歴史を語る上で外すことの出来ないモデルです。前身はレコードアンバサダー5000であり、ABUの刻印が入ったモデルが登場したのが1956年のこと。そこから現在までアンバサダー5000から派生したモデルは数え切れないほどになります。長い歴史の中でアンバサダー5000単体だけでも年代ごとの特徴や仕様の変化があります。ギア比は非常にローギアで3.6:1に設定されており、現代ではゆったりとしたトップウォーターフィッシングなどではストレスをあまり感じることなく使用できます。構造は整備性に優れておりで自身で日常メンテナンス、シーズン終わりのオーバーホールも可能なほどのシンプルさです。

この5000は傷が目立つものの、機関は抜群によく、オールドアブに見られる回転時のギア音も皆無です。ハンドルの曲がりやパーツの欠品も見られないので、歴代オーナーが使用しつつも丁寧に扱われてきたのだと推測できます。

当モデルの特徴は
左側プレートの固定ネジが4つ、筆記体のAmbassadeurロゴなど1960年代のモデルと推測できます。初期アンバサダーのフットナンバーはそれだけでは製造年の特定出来ない場合があります。こういった特徴を踏まえ自身のオールドアブの年代を調べてみるのも楽しみの一つです。

1960年代 5000 Fn.130442

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