weight 5g
length 5cm(スプーン部分)
material metal
date 1956-58
へドンの中で最も尖った形状のプラグ。
1950年代にわずか2年間の
限られた間にラインナップされて
いた印象的なV字型のメタルへドンだ。
カラー展開は
シルバー。
ゴールド。
スモーキーブラック。
の３色というのが潔い。
前方につけられたブレードには
Heddon “WAG”の刻印がある。
この時代には、
スプーンやスピナーなど
今となれば貴重なメタル製へドンが
たくさんラインナップされては
消えていった。
WAGもそのひとつだ。
この奇抜な形が受け入れられ
なかったのだろうか？
Gibson FlyingVのようだ、、
ギターキッズでなかった方でも
この形からGibson社のフライングVを
思い浮かべたという方は少なく
ないのでは？
WAGの製造が1956-58年。
そして1958年にGibson FlyingVが
この世に誕生する。そしてわずか
２年ほどで製造は一旦打ち切り。
その年代の生産数は100本に
満たないらしい。
金属製のへドンプラグは、
ウッドへドンやプラスチックに比べ
派手はないが、メタルへドンの
独特の雰囲気が一段深いところへ
やってきた感情になる。
これらのメタルへドンの取引は
おおよそ1000円あたりから
見つけることはできるだろう。
しかし当時は$1に満たない価格で
流通していたことで消耗的な
扱いだったり、シンキング
ルアーという性質からも
現存している数が少ないように思う。
もし手にいれる機会があれば、
ぜひ大事にコレクションにして
いただきたいオールドへドンの
ひとつと言える。
