weight 12g (casting weight 6g)
length 5cm
material wood
date 1907-1912
当時「宝石のように作られている」と
謳われた至極のウッドプラグ。
へドン初期に数年間ラインナップされた、
とても美しくアート作品のような
フロントスイッシャーがArtistic Minnow。
1900年代初頭ではへドンプラグの
多くで真鍮製のパーツが主に
使用されており、Artistic Minnowも
同じく真鍮製のヒートン、プロペラが
使用されている。
厚くしっかりとした下地に
クラックルバックのペイントが
施され、小ぶりなグラスアイが
綺麗に収まっている。
エナメル塗料でコーティング
されたキャスティングウエイトも
セット付属されていたようだ。
本体とウエイトが共に現存して
いるのは稀でコレクション価値は
極めて高いと言える。
実際、絶対数の少ないこれらの
プラグを入手しようと思っても、
日本国内では、特に見つけるのが
難しいと思われる。
もちろん海外でも難しいことには
変わりはないが、根気強く探せば
手にいれることはできるはずだろう。
価格帯はその時々でなんとも
言えないが、２〜５万円で
取引されていると思われる。
これらのアンティークへドンは
価格や入手難度もあって複数を
並べてコレクションできるような
ものではない。
しかしながら芸術品のような
プラグがコレクションケースに
ひとつ並ぶといつもと違った
雰囲気と満足感が得られること
でしょう。
