Heddon #910 Wilder Dilg Spook

HEDDON

weight 1.6g
length 2cm
material plastics
date 1939-1953

1920-50年代にかけて、
多数ラインナップされた
フライロッドルアーと呼ばれる
カテゴリーに属するモデル。

1930-40年代がフライロッドルアーの
全盛期で、各ブランドから発売された。
コルクやウッド、プラスチックなどの
素材で作られたヘッドにフックと
羽根が付けられたスタイルだ。

ほぼほぼ1g前後のものがほとんどで、
へドンでは通常ラインナップされたルアーの
フライロッドルアー版というのが多い。

Wilder Dilgは、もともと1920年代に
コルク製ヘッドにエナメル塗料で
カラーリングされたモデルで登場した。
プラ製のモデルは1939年から登場するが、
カタログデータをみると1950年代の
製造終了までそれぞれ併売されていたようだ。

Wilder Dilg Spookのサイズは2サイズ。
910番ラージサイズ
930番スモールサイズ

流通量はというと、
国内では僅少状態にあると思われる。

フライロッドルアーという、
とてもマニアックな商材ということが
一番の理由だろう。

サイズの割に丁寧な作り、キレイな色使い。
一度、これらの魅力にハマるとたくさん
揃えたくなってしまう方も多いと言う。
いずれにしても使用される方は少なく、
コレクター向けのオールドへドンで
間違いないだろう。

取引価格は2000〜5000円で手に入るが、
状態に大きく左右される。
変形して縮んでしまう個体もあるため、
状態はしっかりと確認したいところだ。

そこまで酷使されるルアーではないので
キレイな個体は多くなるが、その中でも
箱付きともなると極めて入手困難な部類になる。

この他にもへドンのフライロッドルアーは
たくさんあるので、コレクションとして
好みの一個をみつけるのはいかがでしょう?

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