フレッドアーボガスト ジッターバグ(1937年〜)
ジッターバグを知らない聞いたコトないという、トップウォータープラッガーはいないですね。
そんなジッターバグを紹介します。歴史は古く、1937年に登場した世界で最も有名なノイジープラグです。
ごく初期はウッド製のルアーとして発売され、いつの間にかプラスチックモデルになっています。
現在までボディフォルムを変えることなくきていますが、細かなマイナーチェンジをたびたび行っていたのです。
初期はカップを留めているビスが縦に綺麗に並んでいたのですが、現在はやや斜めに留められています。
これはアシンメトリーにすることで動き出す際の良いキッカケを与えてくれる働きがあります。
第二次世界大戦中のモデルは金属不足からカップはプラスチック製で作られていました。
黄色や赤色などカラフルなカップが特徴です。金属節約はリグにも現れ、針金をS字に曲げたようなフックハンガーが取り付けられていました。
カップは特許を得ており、特許取得前の初期のカップにはパテントナンバーがなく、その後にパテントナンバーが刻印されたカップになりました。さらには現在はパテント切れによりナンバー刻印はなく、メーカーロゴのみの刻印になっています。
今回紹介するジッターバグは、プラスチックモデルのカップにパテントナンバーの刻印が無いモデルです。オールドジッターバグの出目モデルという目玉が飛び出したタイプになります。
状態はよく、上部に傷があるくらいで、色あせなどもあまり気になりません。
流通数がおおく、1000円くらいから手に入るお手頃なオールドルアーになります。
使い方はタダ巻きオンリーです。ウッド、プラ製、プラカップ、現行モデルなどそれぞれでアクションや水の絡み方が違うので好みのモデルを見つけてみてください。
レングス:約7cm
ウェイト:17g(5/8oz)