Heddon #9020 Midgit Digit

HEDDON

date 1948-1976
weight 9g
length 4cm

1948年にプラスチックモデルとして
再登場したヘドンのミニマムプラグ。

1940年代初めに数年だけ
ウッドモデルの「Midgit Digit」が
登場したがわずか数年で姿を消した。

それを引き継ぐように
このスプークモデルが発売された。

※スプークとは、プラスチック製の
ヘドンルアーのことを指す。

spook の意味は「お化け(幽霊)」。
幽霊はアメリカでも透けているという
イメージのようだ。

そこからつけた
ネーミングセンスが100点だ!!

流石に日本語ではサマにならない、、笑

サマにならないといえば、
「Midgit」のスペル。

googleで「Midgit」と調べても
「Midget」と間違いではないか?
うまく検索もできない・・・

「Midget」は、とても小さいモノ(人)
という意味で使われる単語のようです。
あまりいい表現ではないとか、、
(容姿軽蔑的な意味が含まれている)

不思議なことに
1948年から1976年の販売期間の中で
Midgit / Midgetそれぞれでカタログ
に表記されているらしい。

1969年時点ではMidgit

1970年になるとMidget

ルアーのステンシルは、
最後まで
「Midgit Digit」となっている。

当時のカタログまでは
確認できていないため、
確かなことは言えないです。

このmidgitのスペルを使用した
真意まではわからないが、
オールドタックルに限らず、
ビンテージやアンティークの
ストーリーで、どこか引っ掛かりの
あることも楽しみのひとつと
考えると更に深みが増して見えて
きますね。

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