Heddon #130 Torpedo

HEDDON

weight 25g
length 11cm
material wood
date 1924-1959

へドンのトーピードと聞いて
こっちをイメージするほうが
圧倒的に少ないだろう。

トーピードといえば、
マグトーやベビトーの方が
一般的でイメージしやすいのは
皆そうだと思う。

Heddonで一番はじめにトーピードの
名前がついたのは、なんと1920年代。
トーピード=魚雷。
まさにその名の通りの仕上がりの
シンキングタイプのダブルスイッシャーが
最初のトーピードルアーなのだ。

シンキングプラグということで
見た目よりもズッシリと重く、
細身ながら1ozにせまるウェイトだ。

当時は、2フックと3フックの
2パターンがラインナップされた。

このトーピードの仕様でわかるように
金目でサーフェイスリグは、
1940-50年代仕様のディティールだ。
なんとウッド製のトーピードは
1959年まで製造されていた記録が
残っている。

2フックショートボディのタイプは
1920年代のうちに製造が終わっている。

知名度や流通量から短命に思っていたが
想定以上に長い間作られていたのだ。

派生モデルでは、1940-50年代に
「SaltWater Torpedo」というモデルがある。
前後のプロップが外され、海用の
堅牢なフックが3つ付けられている。
ジャークに特化した実に潔いルアーだ

先にも書いたが、流通量は
非常に少ない。しかしながら、
シンキングプラグということが
影響し、需要はあまりないのが現状。

1920-30年代のグラスアイタイプは、
なかなか流通することはなく、
価格もその時々で変動があるように思う。
2万円以上のプライスもあるようだ。

1940-50年代のペイントアイであれば、
4000-5000円ほどで入手可能だろう。
とはいえ国内で見かけることも
あまりないため、気になる方は
早めに手をつけた方が良さそうだ。

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