Heddon #210 Dowagiac Minnow

HEDDON

weight 16g
length 9cm
material wood
date 1919-1955

ヘドン初期の頃からラインナップされた
エリマキが特徴的なウッドプラグ。

200のスモールサイズの
位置付けのプラグになる。
DowagiacMinnow #210というのが、
当初のルアー名なのだろう。
SuperSurfaceや210Surfaceと
書かれている時代もあるようだ。

年代ごとのディティールは
200のそれとほとんど同じといえる。

1970年代にプラスチックモデルが
登場する以前の1950年代まで
長きに渡りラインナップされていた。

1920-30年代初頭までは、
ノーアイ・Lリグの仕様だ。
お馴染みのブルーヘッドが210の
イメージカラーと言えるだろう。

1930年代に入ると
グラスアイ、2ピースリグで
装飾が豪華になっていく。
「210SURFACE」のステンシルも
書かれるようになる。

1940-50年代のモデル末期では
ペイントアイ・サーフェイスリグに
なる。この年代になるとへドンも
プラスチックプラグが大半を締め、
へドンのラインナップから
ウッドプラグが消滅していく。

そして登場から100年余りが
経過した現在。
ウッド製の210では
当然ながら1920-30年代の
モデルの需要が高いと思われる。

経年劣化から綺麗な個体は
年々減っているため、
綺麗な個体は10000円前後で
推移する。

この年代のウッドへドンは
所有する満足感を満たしてくれる。
ケースやBOXの特等席を
是非とも用意してあげたくなる
オールドタックルのひとつだ。

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