Heddon #9205 Dying Flutter

HEDDON

weight 11g
length 10cm
material plastics
date 1957-1984

弱った小魚を演じる
ヘドンの代表的なスイッシャー。

1950年代からPRADCO傘下に
入るまで製造された、
特に息の長いスイッシャープラグ。

特徴的な長細いボディとサイズが
魚へのプレッシャーを和らげる
ことから、意外と困った時に
重宝しているアングラーも多いとか。

初期モデルの特徴は、
丸い形をしたラウンドペラが
取り付けられている。
これは1960年代終わりころまで
使用されていたようだ。

その後1970-80年代は、
直ペラが使用されている。

ラウンドペラを使用した初期タイプ
の中でもさらに初期のモデルでは、
アイが黄色く塗られているモノがある。

とはいえ、探し出すのは他のプラグに
比べれば比較的容易だ。

最後にDying Flutterには
シングルペラのバージョンが
存在することはご存知だろうか?

ペラがついていない、
Dying Quiverは有名だが、
シングルタイプとなると見たことが
ない方も多いだろう。

「#9207」というナンバーが
与えられた幻のモデル。
単にフロントペラを外したような
ものではない。
ボス付きの刻印入りのペラが
採用されている。

1960-63年のわずかな期間に
販売されていたようだ。

オールドのDying Flutterは
ここ数年は取引価格が少し
上昇しているような気がする。

流通量はとても多いが
状態の良い個体は少なくなっている。
チャンスがあれば
今のうちに手に入れておくのが
良いかもしれない。

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