weight 22g
length 11cm
material plastics
date 1939-
世界で最も有名な
ペンシルベイトプラグ。
1939年にZaragossaからヘドンの
ペンシルベイトの座を受け継ぐ。
1960年代までは1stモデル。
いわゆる「ファーストザラ」が
長い期間ラインナップされた。
特徴はノーズラインタイ。
鼻先にヒートンが打ち込まれて
いる。1950年代までは金目が
目印になるのでわかりやすい。
以降は白目になり、
金目白目どちらも書き目になる。
おおよそ1969-70年あたりまで
ファーストザラは作られていた。
そしてちょうどこの年代は、
1stから2ndへの移行時期で
それぞれをMixしたような
珍しいモデルが現れる。
それがファースト縦割れボディ
というヘンテコモデルになる。
1-2年ほどしか作られていない
らしく、希少モデルとして
コレクターからは珍重されている。
そして、1971年ごろには
正式に2ndザラが発売される。
一時は不人気ザラスプークとして
安価で手入ったが近年は
再評価され価格は上向きである。
プレートリグと言われ
真鍮製の金属板が挟まれて、堅牢な
作りなのがセカンドザラの特徴だ。
そして一世を風靡した3rdザラ。
2ndザラと数年間、併売されていた
期間があるらしい。
3rdザラというよりも「ソリザラ」と
呼ぶ方が伝わりやすいかもしれなし。
オールド界隈でソリザラを
知らない人はいないだろう。
ボディ製造上の問題で上向きに
反ってしまうことが由来している。
1970年代終わりから3rdザラが
販売されているが初期のものほど
ソリが強いと言われている。
ヘドンがエビスコ傘下にはいった
1984年以降もザラスプークは
製造され続け、今現在も様々な
進化形ザラスプークが世界中で
提供されている。
それだけルアーフィッシングの
歴史に深く爪痕を残した、
圧倒的に売れたヘドンプラグだろう。
