Heddon #2000 WiggleKing

HEDDON

weight 18g
length 10.5cm
material wood
date 1918-1920

Lucky13の前身モデルというのは
非常に有名な話。

ノーアイロングリップのLucky13を
退化させると確かにこのような
形になりそうだ。

WiggleKingは、カタログには載っていない
幻のアンカタログモデルと長年言われて
いたようだが、No.2000のプロダクト
ナンバーの入った箱が存在したり
することでアンカタログ、プロトタイプ
という説には疑問符が打たれているようだ。

100年以上経過した当時の正確な
資料や情報は残っていないため、
アンティーク品では良くあるように
様々な見識をもった方が発言したことが
事実になってしまうこともあるのだろう。

WiggleKingには、トレブルフックと
ダブルフックの2タイプが存在し、
ダブルフックモデルの方が少し珍しい。
超ワイドゲイブのフックが装着されている。

リグはカップリグとLリグがあり
もちろん初期がカップリグだ。
これはどちらが希少なのかは、
なんとも明言し難いが、おそらく
Lリグの方が少ないように感じる。

今まで取り扱った物がWiggleKingが
全てカップリグだったのは単なる
偶然だったのだろうか?
1918-20年とちょうどカップリグから
Lリグへの移行期だったため、
このようなことが発生しているのだろう。

あまり気にする方はいないと
思うが、WiggleKingの時代の
ラインタイのヒートンは、後年の
ものとは少し形が違う。
◯が気持ち大きく、より◯型に
近い形状となっている。

ラインタイのヒートンを変える
ことは少ないかもしれないが、
オリジナルを求める方には
重量な部分になるだろう。

肝心な流通量はというと
アンティークへドンの部類に
なるが、その中では比較的
入手は簡単な方だろう。

カラーや仕様にこだわりがなければ
定期的に出品されるモデルで、
状態によるが、最低12000円〜
探すことができるはずだ。

レアなモデルデカールが貼られている
個体や極めて良いコンディションの
個体は3万円を超える金額になってくる。

Wood Lucky13が好みのユーザーには、
いつかはたどり着くモデルに違いない!!

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